子守り犬・リク、天国を走る

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<<   作成日時 : 2009/02/21 23:06   >>

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画像リク。
1998年4月24日、青森県八戸市生まれ。
シェットランドシープドッグ ♂

2009年2月17日。
リクは永遠の眠りにつきました。
発病してからの進行は想像以上に早く、
あっという間に逝ってしまいました。

健康で明るい子。
病気らしい病気もしたことがなく、
予防接種以外では病院と縁のなかった子が、
最後の2ヵ月は二日に一度という過酷な通院治療を続け、
天国へ召されたのです。

彼との出会いは、今から10年前にさかのぼります。

1998年2月。
私は、やっと授かった初めての赤ちゃんを亡くしました。
けい留流産といって、
亡くなった赤ちゃんがおなかの中に残り、
手術によって体外に出す必要のある状態。
中絶手術と同様の処置を、望まないのに受けなくてはならない・・・
この精神的なショックは、
自分でも気付かないほどに大きかったのだろうと思います。

訳の分からない重苦しい気分が続き、
体調不良と、心の傷で苦しんでいたとき、
隣家に赤ちゃんが生まれ、
その泣き声によって心の傷は深まっていきました。

犬がほしいな・・・

漠然と、そう思いました。
折りしも、歩いていけるところに大きなペットショップができ、
私は、子どものころから憧れていたある犬を求めて、
そのお店を見に行きました。

確かに、そこにはその犬がいたのですが、
なんとなくピンときません・・・

それからしばらくして、
どうせ犬を飼うのなら、大型のショップより、
犬を専門に扱っているところで探したほうがいいということで、
犬専門の小さなお店へ足を運びました。

すると、そこにも偶然いたのです。
お店の真ん中におかれたケージの中で、
元気に尻尾を振っている、真ん丸な男の子が。

「シェルティ ♂ 4月24日生まれ」

それが、リクでした。
コロコロ太って元気いっぱい。
棒みたいな尻尾をブンブン振って、
私が手を出すと、好奇心旺盛な目でじっとみつめ、
小さな黒い鼻をくっつけてきます。

「抱っこしてみますか?」
そんなつもりはなかったのに、
店員さんにそう言われたら、急に抱っこしたくなりました。
大きなお店で見たときはなんとも思わなかったのに、
この子には一瞬で心を奪われてしまって・・・

八戸のブリーダーさんのところで生まれ、
一緒にやってきた女の子のきょうだいは、
一足先に新しい家族のところへ行ったのだそうです。
男の子が欲しかった私は、
抱っこしたら、もう、離れられなくなってしまい、
なんとか、この子を譲ってくださいとお願いしました。

犬を飼えるところへの引っ越しが決まっていたので、
その日まではお店で預かってもらうことにし、
このときを境に、私はどんどん元気になっていきました。

草原を、元気に駆け回るイメージ。
「陸上」の「陸」。
いつまでも、ずっと、一緒に駆け回っていたかった。
まさか、それができなくなるなんて思いもせず・・・

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